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ふりこめ塚

昔々、とある商人が山道を歩いていた。
既に日は落ちかかっている。
このままでは山で野宿をする羽目になってしまうだろう。
そう思った商人は足を速める。

しばらく歩くと何か聞きなれない音が聞えてきた。
はじめは草木の揺れる音だろうと思っていたがどうも様子が違う。
耳をすましてよく聞いてみると、人の声のようだった。
「ふりこめ~、ふりこめ~」
たしかに「ふりこめ」と言っている。
商人は恐ろしくなって身動きがとれず、その場で震えていると
目の前に突然巨大なATMが現れて
「ふりこめーーーーーーーーッ!!」
と一際大きな声で叫んだ。
商人は恐怖のあまり気を失ってしまった。
商人が目を覚ますと、財布がなくなっている。
きっとさっきのATMに盗られたのであろう。
仕方なく山を降りて、ふもとの村の長老の家に行き、
ことの顛末を話すと、
「それは振り込め鬼といってな、旅人を脅かして
 金を盗る悪い鬼じゃ」
といって、100ドル紙幣を1枚渡した。
「もし次に振り込め鬼に出会ったらそれを渡しなさい」

帰り道、同じように山道を歩いていると
「ふりこめ~ふりこめ~」と声がする。
目の前には巨大ATM鬼。
恐る恐る商人は長老の言われたとおり、100ドル紙幣を渡した。
するとATMは霧のように消え去る。
男はいそいでその場を離れると、後ろのほうからかすかな声で
「こいつは偽札じゃ~」と聞えた。
それ以来鬼は出なくなったが、旅人はこの山道を通るたび
偽の100ドル紙幣を供える慣わしとなり、
いつしかそこは「ふりこめ塚」と呼ばれるようになった。

なお、この偽100ドル札がスーパーKと呼ばれアメリカで大問題になるのは
また別のお話。
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